2016.03.15
【東京大学金融教育研究センター(CARF)】フィンテックがもたらす決済サービスや法制度、変わりゆく社会・金融・経済の行方、公開シンポジウム「フィンテックとこれからの金融システムのあり方」開催!
2016年3月11日(金)、東京大学金融教育研究センター(CARF :Center for Advanced Research in Finance )は、東京大学本郷キャンパス 伊藤謝恩ホールにおいて、公開シンポジウム「フィンテックとこれからの金融システムのあり方」を開催した。
東京大学金融教育研究センターは、金融研究・教育のアジアにおける世界的拠点となることを目的に掲げ、2005年4月東京大学に設置され、金融経済学の先端理論研究や金融・資本市場に関する実証研究の推進、健全な経済発展のためにあるべき金融システムのデザインや政策提言、世界トップ水準の金融研究・金融教育を進め、最先端の資金運用・資金調達・リスク管理の手法開発を行うとともに、21世紀の金融を担う研究者・リーダーの育成を行っている。
パネルディスカッション「フィンテックと金融制度のあり方」では、パネリストとして、お金のデザイン 取締役COO 北澤 直氏、マネーフォワード 代表取締役社長CEO 辻 庸介氏、東京大学 法学政治学研究科 教授 藤田 友敬氏、増島氏が登壇。柳川氏がモデレーターを務めた。
パネルディスカッションに先立ち、フィンテック領域を代表する企業として、お金のデザイン 北澤氏、マネーフォワード 辻氏より、それぞれの設立の背景とミッション、サービスの特徴や協業事例など、課題解決に向けた今後のビジネス展開についてプレゼンテーションが行われた。
藤田氏は、フィンテックにはさまざまなジャンルがあるとし、個人資産管理やロボアドバイザーの領域では枠組みへの実質・本質に大きな影響はないとする一方、仮想通貨や決済・ブロックチェーンの領域では深くコミットされている既存の枠組みがハレーションを起こし制度の組み立てが必要となる領域もあるとした。また、スマートコントラクトのようにそもそもの制度のあり方を考えていく領域などについても指摘。それに対して、増島氏、北澤氏、辻氏それぞれの立場から私見が披露されるなどディスカッションが繰り広げられた。
総括コメントでは、東京大学 金融教育研究センター長 植田 和男氏が登壇。10年以上の運営の中でもこれほどの来場者が集まったことはないとし、フィンテックに対する関心の高さをあらためて感じたとした上で、現状の国家・中央銀行がコントロールしている通貨に対するフィンテックによる変化についての論点、銀行業や資本市場におけるシステミック・リスクと規制強化の広がりなど金融は特別かという論点を紹介。そして、イノベーションをもたらすための日本の若者の競争不足を解消すべく、今後の「フィンテック研究フォーラム」に対する期待感を込めて締め括った。
その後、会場に隣接するエリアで最初の懇親会が行われ、その後、同センター内の2階にある大正5年からあるレンガ倉庫を利用したレストランに場所を移し、歴史香るアカデミックな雰囲気の中で用意された食事や飲み物と共に、登壇者と参加者同士でリラックスした懇親会が行われた。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )
レポート
-
取材レポート:金融・IT業界向け
2025.12.12
【グッドウェイ、セミナーインフォ】金融 IT EXPO 2025開催~生成AI時代の システムモダナイゼーションと サイバーセキュリティ対策~【後編】
-
取材レポート:金融・IT業界向け
2025.12.11
【グッドウェイ、セミナーインフォ】金融 IT EXPO 2025開催~生成AI時代の システムモダナイゼーションと サイバーセキュリティ対策~【中編】
-
取材レポート:金融・IT業界向け
2025.12.10
【グッドウェイ、セミナーインフォ】金融 IT EXPO 2025開催~生成AI時代の システムモダナイゼーションと サイバーセキュリティ対策~【前編】








