2020.03.27
【松井証券】投資信託の「ココがわからない!」を解決したい! 【今回の解答者】松井証券 営業推進部 緒方ひかりさん
「投資信託は難しい、よくわからない」という声は少なくありません。わからないから始められないという人だけでなく、「つみたてNISA」などですでに投資信託での投資をスタートしている人の中にも「実はよくわかっていなくて不安」という人も。そこで今回は、松井証券の営業推進部・緒方ひかりさんに、初心者が引っかかりがちな投資信託の「ココがわからない!」をぶつけてみて、どうやって解決していけばいいのかを教えてもらいました。
■Q1:投資信託は、用語が難しすぎてわからない!
■A1:細かく説明できなくても、ざっくりわかっておけば大丈夫です
「基準価額」「購入時手数料」「信託報酬」「口数」など、投資信託に投資しようとすると、最初のところであまり聞いたことのない用語が次々に出てきて戸惑うという方は多いようです。そもそも「投資信託」という言葉自体も難しいですよね。対面のセミナーでは、投資未経験の方から「投資信託ってなんですか?」とよく聞かれます。
意外に難しいと思っている人が多いのが、「口数」という用語や「口数と基準価額」の関係です。投資信託の投資単位は「口」で、この数を「口数」と呼びます。投信の設定時は1口=1円である投資信託が多く、通常は1万口あたりの金額が基準価額として公表されています。ただし、設定後は当然値動きがあるので、1口=1円の関係ではなくなります。そのため、たとえば積立投資の場合は、毎月同じ金額分を購入しているのに口数が変わるのが難しいといった声があるようです。
「口数」については、株式で言う「株数」と同じと理解していただければよいと思います。株式は1株あたりの価格が異なるように、投資信託も1口の価格が1円ではないものもあります。投資信託の方が難しく見えるかもしれませんが、なぜその口数になっているのかを逐一計算して理解する必要はないと私は考えます。大切なのは自分の資産状況を把握することなので、まずは「いくら投資して、いくらに増えている(減っている)」という金額ベースで把握しておきましょう。
■A2:まずは、ロボアドなどで自分に合う商品を絞り込むのがおすすめ
さらに、テーマや考え方は以前からあるものの、より多くの投資家のニーズに応えるため、運用の仕方や銘柄の選択方法を変えた投資信託を新たに作ることもあります。なぜなら、既存の投信の中身や仕組みを変えるのは難しいからです。一方で、一度作って販売している投資信託を辞めるのも難しいので、結果として数が増えていくというわけです。
ただ、たくさんある投資信託のすべてを勉強して理解する必要はないと考えます(そもそも全部の投信を把握することは、プロでもなければ不可能でしょう)。まずは、ロボアドバイザーなどを使ってご自身に合った投資信託を数本程度まで絞り込んで、提案された商品について調べてみるとよいと思いますよ。
■A3:買いたい投資信託の扱いがある金融機関を選びましょう
確かに、金融機関によって扱っている投資信託の数や内容は異なります。その理由は、金融機関によって投資信託の取り扱い方針が異なるからです。取り扱い本数を重視する金融機関もあれば、利用している顧客層に合わせて商品を厳選している金融機関もあります。
松井証券の話をすると、基本方針はまず「低コスト」です。購入時手数料については、昨年12月からはすべて無料化(ノーロード)しています。信託報酬に関しても常に「低コスト」を意識しています。また、コスト面以外では顧客がどのような投資信託を購入しているかといったデータを分析して、人気の投資信託のシリーズを積極的に採用したり、松井証券として運用方針に納得できる投資信託を採用したりするようにしています。ちなみに、2020年3月2日現在の取扱い投資信託は1,241本です。大雑把に言うと、銀行よりネット証券のほうがたくさんの投資信託を扱っている場合が多いです。
もし、ご利用の金融機関に購入したい投資信託がないときには、「こういう商品を取り扱ってください」と伝えてみるのも一つの手です。ただし、それで必ずしも扱ってもらえるというわけではありません。その場合は、「金融機関を使い分ける」ことをおすすめします。たとえば、普段は銀行での取引がメインという人でも、投資信託については別の金融機関――たとえば、取扱い商品数の多いネット証券――を使っても全然問題ありません。
■Q4:投資信託をどうやって選べばいいのかがよくわからない!
■A4:初心者であれば、まず「コスト」と「過去の値動き」に注目しましょう
そこで初心者の方は、まず「コスト(購入時手数料と信託報酬など)」と「過去の値動き」の2つをチェックすることをおすすめします。コストは投資信託のパフォーマンスに直結します。購入時手数料と信託報酬は必ず記載されているので、購入時手数料はなるべくノーロード(手数料ゼロ)や低いもの、また信託報酬についてはインデックス型とアクティブ型でも異なりますが、たとえばインデックス型なら「○○%以下」といった基準を自分なりに決めて探したり、あるいは今保有している投資信託をチェックしたりしてみるとよいかもしれません。
過去の値動きについては、ネット証券の投資信託の個別銘柄情報のページや、個別の投資信託の目論見書や月報(マンスリーレポート)などで確認できます。過去の値動きを見て、他の投資信託と比べてあまりにも大きく下がっているような時期があったり、値動きが激し過ぎたりするものは、初心者の方は避けたほうがよいかもしれません。逆に言うと、値動きが安定していて、右肩上がりが続いているような投資信託を選ぶと、大きく値下がりする可能性は低いでしょう。
もう一つ、見ておくとよいのが「ファンドスコア」です。ファンドスコアとは、言わば投資信託の総合評価。証券会社によって利用しているファンドスコアは異なりますが、松井証券の場合は「QUICKファンドスコア」を採用しています。これは、QUICK資産運用研究所が投資信託を「長期投資にふさわしいか」という視点で多角的に分析したもので、リスクやコスト、分配金の健全度など5つの評価指標を総合して10段階で表示しています。こちらも現時点の評価にはなりますが、わかりやすいので参考にしてみてください。
なお、「過去の値動き」「ファンドスコア」は、あくまで過去の実績であり、将来の運用成果が保証されるわけではない、という点は理解しておいてください。
また、少額でも最初からお金を出すのはちょっと抵抗があるという人には、「ポイント投資」という方法もあります。これは、クレジットカード利用などで付与されたポイントで投信を購入する方法です。ポイントで投信購入ができる金融機関はいくつかありますが、松井証券の場合も独自の「松井証券ポイント」を貯めて投信を購入できます。投信保有やキャンペーンでポイントを貯められるほか、提携するクレジットカード「MATSUI SECURITIES CARD」の利用でもポイントが貯まります。
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