2015.02.22

【コトラ】世界最大規模の機関投資家の基本ポートフォリオの見直し、「求む!運用のプロ。運用委員長が語る、GPIF大改革のすべて」開催!



 2015年2月13日(金)、コトラは、TKP東京駅 大手町カンファレンスセンターにおいて、「求む!運用のプロ。運用委員長が語る、GPIF大改革のすべて」を開催した。世界最大規模の機関投資家でもあるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用方針はマーケットに大きなインパクトをもたらすこともあり、高い関心を集めている。



 コトラは、金融業界、コンサルティング業界、経営層を中心とした人材紹介事業を展開するプロフェッショナル専門転職エージェント。今回のセミナーには早い段階から多くの関心が集まり、当初予定の80人から受付枠を拡大するため会場を変更、当日はアセットマネジメントのみならず幅広い金融機関から150人あまりが参加した。



 冒頭に、主催者挨拶としてコトラ代表取締役 大西 利佳子氏が登壇、来場へのお礼の言葉を述べるとともに、自身の経験から組織は人であり、人を通じて活性化に貢献すべく設立したコトラの取り組みを通じて、日本経済をより良い方向に導くGPIFに関係する重要な仕事の機会を紹介していきたいとした。当日の司会は、池上 真麻氏が務めた。



 第一部講演は、年金積立金管理運用独立行政法人 運用委員会委員長 早稲田大学大学院ファイナンス研究科 教授 米澤 康博氏より、「GPIFの運用改革」と題して講演が行われた。基本ポートフォリオの変更に関する概要と策定の前提条件のほか、下振れリスクを最小化する観点でのさまざまな市場予測シナリオをもととしたシミュレーション結果について解説、オルタナティブ資産をはじめとする運用手法の多様化が進む中、ガバナンス体制を強化しながら目的の達成に向けた取り組みを行っていることについて語った。



 続いて第二部講演は、タワーズワトソン・インベストメント・サービス 代表取締役社長 五藤 智也氏より、「資産運用業界のトピックス」と題して講演が行われた。世界25ヵ国750名で展開しているインベスト部門を持つタワーズワトソンのサービスについて紹介するとともに、これまでのスマートベータへの取り組みとその種類や位置づけを整理し、スマートベータの導入やガバナンスの主なポイント、資産運用業界の課題について解説した。


 
 講演会と質疑応答の終了後に行われた名刺交換会の様子。二人の講師の前には長蛇の列ができ、意見情報交換を行う姿がしばらく続いた。



 アベノミクスが目指す日本経済の力強い回復に向けた金融市場への強い関心に加え、コーポレートガバナンスやスチュワートシップ・コードをはじめとするこれからの新しい経営のあり方や機関投資家の役割と存在意義の再確認を通じて、未来志向の意識改革が進んでいる。

 足元では、日経平均が2000年のITバブル崩壊から15年ぶりの高値をつけるなど、久しぶりに大きく動きはじめた日本経済の再生と財政健全化に向けた第一歩という中、大きなカギを握るGPIFの今後の取り組みと展開に注目したい。

取材、撮影、記事:藤野 宙志 / 制作:村上 遥 @株式会社グッドウェイ )

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