2025.07.11
【日本CFA協会】ジャパン・インベストメント・カンファレンス 2025開催!テーマは「Moving Forward to a GlobalAsset Management Power:資産運用立国の実現に向けて」

2025年5月28日(水)、日本CFA協会は、毎年恒例の「ジャパン・インベストメント・カンファレンス 2025」を東京コンベンションホールにて開催した。

| 開会の辞 | |

開会冒頭、ブレンダ・ホウ氏(CFA協会 APACグローバル・パートナーシップ&クライアント・ソリューション・シニアヘッド、CGMA、 GAICD)は来場御礼を丁重に述べた後、協会活動の近況やカンファレンスのテーマ解説を行い、革新的な投資の慣行、またこの持続可能な経済へに移行していくための大きな機会でもあり、チャレンジでもあります。来場された専門家の皆様ですが、この転換をリードしていただき、そして業界の先端を作っていくものだと語り開会挨拶とした。
| 講演 |
米国に学ぶ資産運用業の発展 |

| 講演 | 運用力とエンゲージメント活動の高度化に向けた取り組み |

村尾 祐一氏(野村アセットマネジメント 常務 CIO)は、GPIFによる企業インタビュー結果概要、および企業から見た機関投資家によるエンゲージメントの課題を踏まえた活動の高度化についての考えを共有した。
| パネルディスカッションⅠ | 資産運用会社が語る「運用力強化」に向けた課題とその解決策について |

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| 基調講演 |

岸田 文雄氏(衆議院議員 / 第100-101代 内閣総理大臣)は基調講演で、資産運用立国の実現に向け、我が国の家計金融資産の半分以上を占める現預金が投資に向かい、企業価値向上の恩恵が家計に還元されることで、更なる投資や消費に繋がる「成長と分配の好循環」を実現すべく、政府の取組み内容や方針について講演した。
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| 講演 | GPIFのサステナビリティ投資 |

内田 和人氏(年金積立金管理運用独立行政法人 理事長)は日本の年金制度とGPIFの役割、2つの運用目標の関係や運用実績を皮切りに、サステナビリティ投資推進に向けた取組みや課題について講演した。
| 講演 | インパクト投資が動かすアセットオーナーの未来 |

ジェームス・ハーマン氏(CFA、HESTA 投資事業リスク・戦略担当ゼネラル・マネージャー)は、経済的なリターンと同時に、投資を通じて社会的な課題解決や環境保護を目指す投資であるインパクト投資がアセットオーナーに与える影響やその未来を紹介した。
| パネルディスカッションⅡ | 運用の高度化に向けたアセットオーナーの課題と取り組み |

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| 講演 | 3つの壁に直面する個人投資家 |

平山 賢一氏(麗澤大学経済学部教授 / 東京海上アセットマネジメント 参与チーフストラテジスト)は、格差拡大社会、超高齢社会、情報氾濫社会という3つの壁に対して投資家はどう対処していくべきかを中心に講演した。
| 講演 | 成功の条件 ー 投資教育が投資家に与える力 |

ポーリーン・ソー氏(シンガポール証券投資家協会 (SIAS) ゼネラル・マネージャー)は、個人投資家の金融リテラシーや知識、意識、教育等に関する協会の理念や取組みを参加者に共有した。
| パネルディスカッションⅢ | 資産運用の障壁を乗り越える ー 個人投資家が本気で動くために必要な条件とは? |

パネルでは個人投資家がより一層資産運用に取組んでいくための障壁、それを乗り越えていくための方策等について登壇企業の取組紹介も含めて議論が行われた。
| 閉会挨拶 |

最後の出川 昌人氏(CFA、日本CFA協会 会長)による挨拶で終日にわたって行われたコンファレンスは閉会し、多くの参加者がネットワーキングレセプション会場に移動した。
| レセプション&ブース |


(取材、撮影、記事、編集・制作 :株式会社グッドウェイ@メディアプロモーション事業部 )






